• テキストサイズ

ジョジョと奇妙な冒険ーSCー<分岐あり>

第27章 承①遥かなる旅路


「ぐすっ…ぐすっ…ううう…うう…」
は泣いた。肩を上下しながら、もう涙が枯れるのではないかと思うほど、泣いた。



















花「…」
花京院が目を覚ました。

「はっ…!!!」

花「すまない…」

「花京院!!!うわーーーん!!」
は花京院に抱きついた。

花「ありがとう、だがすまない…アインガードと…離れさせる結果になってしまった…」

「アインガードは使命を果たした。アインガードの意思で、花京院を助けた。花京院が謝ることないよ」

花「ありがとう…。…あの……」

「ん?」

花「…そ…そろそろ離れてくれないか…?」

はバッ!と離れた。

「ご、ごめん!!つ、つい…うっかり…その…嬉しくて…」

花「承太郎がいるんだから、もう少し気をつけないといけないぞ」

「ごめんなさい…はっ!承太郎!花京院!承太郎達のところに行こう!?」

花「、それがすまない…僕は今動けそうにないんだ…」

「どうしたの…?まさかまだ傷が…」

花「傷は塞がったんだが、アインガードはのエネルギーを使う量をなるだけ減らしたかったんで、多分ギリギリ僕が生きていられる程度まで治したんだ。だから、まだやはり少し内臓が痛むのと、疲労困憊で体が動かないんだ。すまない」

「そうだったの…アインガード…。…私…承太郎のとこに行かなきゃ…」
は動き出そうとしたが、途中で考えた。

(行かなきゃ…でも…行ってどうするの…?行ってどうなるの…?私にはもうアインガードもいない…特別何かできるわけじゃない…なら私が行ったところで何の役にも立たないどころか、むしろ足手まといなんじゃないの…?)

花「どうしたんだ?」


/ 412ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp