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ジョジョと奇妙な冒険ーSCー<分岐あり>

第3章 花京院典明


その日の夜は花京院も加わり、昨日よりも賑やかだった。
遊は今度花京院のことを気に入ったらしく、花京院にべったりだった。
そしてみんな寝床に着く前

「ほら遊、そろそろ寝るよ、おトイレして、寝る準備して?」

遊「えー…もうちょっとだけ、だめ??」

「だーめ、たくさん遊んでもらったでしょ?それに遊も明日幼稚園あるんだから。ね?」

遊「…はーい。」
遊口を尖らせながら言った。

「うん、いいこね。」
は遊の頭を撫でた。

遊「じゃあ寝るのは典明兄ちゃんと一緒でもいい!?」

花「え?」

ジョ「え?」

「え?」

遊「いい??」

「だめよ、花京院まだ怪我治ってないんだから、一人でゆっくり寝させてあげなさい?」

花「僕は大丈夫だよ、遊、一緒に寝よう」

「いいの?本当に?無理しないで大丈夫だよ?」

花「あぁ、僕も弟が出来たようで、嬉しいよ」

「そう?ありがとう!遊、一緒に寝てもいいって、良かったね」

遊「やったー!ありがとう!典明兄ちゃん!」

ジョ「オーノー!わしじゃあないのー!?」

遊「おじいちゃんとは昨日寝たから今日は典明兄ちゃんと寝る!」

ジョ「ジジイは捨てられる運命なのか…」

遊「また遊びに来た時一緒に遊んでね!おじいちゃん!」

ジョ「もちろんよ!じゃあ、おやすみ、遊」

遊「おやすみなさい!お姉ちゃんもみんなも、おやすみなさい!行こ!典明兄ちゃん!」

花「あ、あぁ、みなさん、おやすみなさい。」

すると遊はぐいぐいと花京院の手を引っ張っていった。

「おやすみ!」

他のみんなも口を揃えておやすみと返した。ただ1人を除いては。

承「チッ。俺も寝るぜ。」

「あ、ほんと?おやすみ、承太郎」

承太郎はあぁとだけ返してそのまま自分の部屋へと戻っていった。
昔から一緒にいる自分でも遊に一緒に寝ようと言われたことはない。それにもいつの間にか花京院に敬語を外し、親そうにしているのが面白くなかったのだ。
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