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ジョジョと奇妙な冒険ーSCー<分岐あり>

第24章 承①アトゥム神・ヴァニラアイス


ポ「こ…このやろう!!」
ポルナレフはヴァニラアイスを蹴り飛ばした。

ポ「ちくしょう!突き飛ばさずにはいられなかった!まずい!」

ヴ「ふふふ」

ポ「そうはさせるか!」

ポルナレフが暗黒空間を消える直前に切り裂いた。

ポ「斬った!し…しかしやばい!うげぇ!」

暗黒空間はポルナレフの太ももを削りとった。

ポ(くそっ!足をやられた!動けねぇ…だが、俺のほうも痛みを気にしている暇はねぇ…あともう少しでトドメをさせるところまで行ったのに…やつはなんというか…執念を持っている…クレイジーだが、ディオに使えると言う執念を持っている…!その執念に圧倒されるな!俺のほうもてめえをぶっ殺すまでは、死ねねぇぜ!)

ポルナレフはチャリオッツで再び砂を巻き上げ暗黒空間が来る場所を探った。

ポ「野郎来やがった!くらえ!」

ポルナレフは暗黒空間を突き、壁には穴が空いた。

ポ「だ…だめだ!切り付けたが剣先を飲み込まれちまった!やはり暗黒空間に姿を消しているときは奴を攻撃する事は不可能だ!こっちが一方的に飲み込まれるだけだ!はっ!めったやたらに建物を飲み込んでいるぞ!くそったれ!」

ヴァニラアイスはチャリオッツを追いかけてくる。

ポ「奴め!俺に攻撃される危険があるから、大体の見当をつけて数うちゃ当たる作戦に出たか!いい勘してるぜ、このままでは奴に触れてしまう。チャリオッツをここまで戻さなくては」

チャリオッツはとイギーを連れてポルナレフの元へ戻ってきた。

ポ「くっ…くっそぉ…このイギーの出血、普通じゃあねぇ…へし折られた骨が、何本も肺に突き刺さってるんだ…も頭から血が流れている…それほどに強く打ったのか…」

「…」

は今までのことを思い出していた。
花京院が慰めてくれたこと。ジョセフが叱ってくれたこと。ポルナレフと痴話喧嘩したこと。アブドゥルが優しく褒めてくれたこと。イギーが自分に懐き、甘えてくれたこと。ホリィの温かい言葉。父と母、兄の笑顔。そして、承太郎のことを。
それを奪ったのは、傷つけたのは、全てディオ、そして今目の前にいるヴァニラアイスである。

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