第24章 承①アトゥム神・ヴァニラアイス
やってきた男が話し出した。
ダービー弟(以下ttd)「ようこそ、ジョースター様、お待ちしておりました。私はこの館の執事です」
ポ「な…なんだかわからないがただ者じゃあねぇな!とにかくぶっ殺す!」
ポルナレフがチャリオッツを出すと、男がトランプを投げてきた。
承太郎とアインガードがそれを受け止めた。
承「トランプ」
ttd「ようこそジョースター様、お待ちしておりました。私はこの館の執事で、ダービーと申します」
5人「うんっ!?」
承「ダービー?」
ttd「はい、テレンス・T・ダービー。あなた方に再起不能にされたダニエル・J・ダービーの弟です」
ポ「ギャンブラー、ダービーの弟だと!?」
ア「兄貴の弔いの戦をしようと言うのか?」
ttd「ふんっ、いえいえ、とんでもないことでございます。私の兄はあなた方にいいませんでしたか?勝負とは騙されて負けた方が悪いのだと。その通りだと思います。敗北した兄が悪なのです。恨みなんかこれっぽっちもありません。兄は兄、私は私です。まるで違うのです。兄とは10歳離れています。それなりに兄の事は尊敬していましたが、兄とは世代が違うのでございます。兄はイカサマとかペテンで勝つと言う古い。彼が勝てるのは古いタイプ、もしくは素人だけでございます。ディオ様もそれにお気づきだったようで、私の方を執事としてそばに置いてくださったのです。うん?いかがなされました?」
ジョ、ポ「「あぁ…」」
「なんか…弔いじゃなかったらなかったで…腹立たしい物言いだな…」
ttd「私との勝負をお望みですなら、さあ、館の中へ」
ア「みんな、うっかり入るなよ」
承「暇じゃねぇんだ、とっととディオに会わせな」
するとダービー弟がスタンドを出した。
「承太郎!」
ジョ「承太郎!気を付けろ!何か出てくるぞ!」
ダービーのスタンドはキュピーと噴出音を出した。
ポ「お…おい!こいつ、スタンドを出したぞ!」
ジョ「最近珍しいな」
ア「まともにスタンドを出すタイプは久しぶりだな」
ttdスタンド(以下ttdス)「最初は誰です?誰が私の相手です?」
ポ「めんどくせえ、承太郎!ぶちのめしちまいな!」
承太郎がスタープラチナを出しながら前に出た。
ttdス「賭けよう。スタープラチナの私の第一撃は…まず左腕」