第23章 承①ホルス神
ジョ「イギーのやつ、いたるところを怪我しているぞ!」
ポ「おい!こいつ前足がないぞ!」
「イギー、すぐ治してあげるからね、アインガード」
イ「がるるる…」
ジョ「く…車にでもひかれたか?」
ア「この犬は交通事故に合うようなタマじゃあない…敵に襲われたな?イギー」
「怖くないよ、イギー、それは私のスタンドだよ、イギーの怪我を治すんだよ」
イ「ガルルル…」
イギーがアインガードに触れさせてくれないので、ジョセフが近寄った。
ジョ「しかし…誰かに手当てしてもらったような…それも見事な外科のテクニックだ」
「アインガードがそんなに怖い?なら…」
はイギーをジョセフから受け取り、左手をアインガードに触れた。
「エネルギーを流して」
するとアインガードが出したエネルギーがを伝わり、イギーをどんどん治していった。
「ごめんね、腕を生やすことは出来ないの…」
承太郎はまだ警戒していた。
承「イギーの声じゃあなかった。確かに人間の言葉で俺たちを呼んだんだぜ」
ジョ「うん?」
?「イギーは敵と遭遇したようです」
皆声のする方を振り返った。
ポ「あっ!」
?「死にかけて少年に連れられているのを発見し、手当てしたのはスピードワゴン財団の医師です」
承「あ…」
?「僕の目と…同じように」
ポ「ああっ!お…おめぇは!!」
?「ふっ」
一同「「「「「花京院!!!!!」」」」」
ポ「花京院じゃあねぇか!おい!」
「花京院!おかえりー!!!」
ア「おい、花京院、もう目はいいのか?」
3人は花京院に駆け寄った。
花「みんな、ご無事で」
ジョ「会いたかったぞ、傷は治ったのか?」
花「ええ、もう大丈夫です。少し傷は残っているんですが、しっかり視力は戻りました」
ジョ「そいつはよかった」
花京院は承太郎の方を向くと2人は握手を交わした。
花「承太郎」
承「うん」
花「ただいま、」
「おかえり花京院、ずっと待ってたよ…!」
はへへと泣きながら笑った。