第3章 花京院典明
「ホリィさん何か他に手伝うことありますか?」
ホ「あ、じゃあ、花京院君と承太郎のことを呼んできてくれるかしら?もし花京院くんがまだ動けなさそうだったらこのお盆を持っていってあげて」
「分かりました!」
そう言って渡されたお盆を受け取ると、まず花京院のところへと向かった。
コンコンッ
花「はい」
「入りますね」
ガラッ
「具合はどうですか?」
花「あ…あぁ、大丈夫…です…」
「ご飯食べられそうですか?」
花「はい…。」
質問をしながらは花京院のそばによりお盆を置いて腰を下ろした。
「体の方は動かせますか?」
花「はい…。」
「なら、みんなで一緒に食べましょう!これ向こうに持っていっておきますね、もうご飯できるので、行きましょう。あ、私承太郎呼ばないといけないので、先に行ってていいですからね。」
が笑顔でそう言って立ちあがろうとした時花京院に呼び止められた。
花「分かりました…。…あの」
「?なんですか?」
花「すみませんでした。昼間のこと。」
「あぁ、いいんですよ。花京院さんの意思でやったわけじゃあないんですし、私も承太郎も無事ですし」(ニコッ)
花京院は頬を赤く染め、目を逸らしながら
花「…スタンドを使えるんですか…?」
「んー、使えるっちゃあ使えるし、使えないっちゃあ使えないしって感じですかね」
花「というと?」
「私の意志で出したことは遊び相手が欲しかったり,困ったりしたときにすこしあるくらいで、戦ったり攻撃したりするために出したことはないんですよ。あの時もアインガードが自分で咄嗟に出てきてくれて、私が呼び出したわけではないんです」
花「なるほど、自分の意志を持ったスタンドなのかもしれないな。ただ私はあなたのスタンドを攻撃してしまったと思うんですが、あなたにお怪我は?」
「全くないですね。あと自己紹介してなかったですね。私の名前は守屋で、年齢は17歳です。って呼んでください!」