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ジョジョと奇妙な冒険ーSCー<分岐あり>

第21章 承①オシリス神


djd「1986年5月17日以来の大勝負だ。あのときは真山祥造という日本人から東京にある8つの不動産とやつの魂を奪い取った。やつは金持ちだったが本当に強い男だった…。…私はディオ様のために戦いに来たのではない!生まれついてのギャンブラーだから戦いにきたのだ!」

ダービーはポルナレフとジョセフのコインをぐるぐると回し始めた。

ア「な、何をする気だ!?ジョースターさんとポルナレフの魂を!」

ダービーは2人のコインを6枚ずつに増やした。

承「うっ…」

ア「おお…」

「あっ…」

djd「魂をそれぞれ6個のチップに分けた。ポーカーとは自分のカードが相手に負けるかもしれないと判断したら、ゲームを降りてもいい賭けだ。だが1回ごとに参加料を払うから、チップが2個では勝負にならないのだ。チップを6個取り戻して初めて、魂を一つ取り戻すことにする。いいね?さて、承太郎、賭けをするなら君の方にもチップを渡したいと思うが、まだ例の言葉を聞いてなかったなぁ」

承「いいだろう、俺の魂を賭けるぜ」

djd「グッド」

ア「承太郎…」

「…」

ダービーが真っ白なチップを承太郎に渡した。

djd「その雪のように真っ白なチップがお前の魂の象徴だ。それを6個、私が取ったとき、お前の魂はなくなる」

子供がカードを配っている間、アブドゥルがに話しかけてきた。

ア「、どうしてそんなに冷静でいられる?もし承太郎がこれで負けてしまったらおそらく我々の命も危ないんだぞ?」

「…冷静なんかじゃあないですよ。本当は目を逸らしたくなるくらい、ドキドキしてます。でも…私は承太郎を信じる。承太郎なら絶対に勝てる。…だって、ポーカーですよ?」

はヘラッと笑っていった。

ア「ん?」

「ずっと一緒にいる私でも承太郎は何を考えているかわからない時がある。ポーカーフェイスは承太郎の得意中の得意です。右に出る者はいませんよ」

ア「ああ…そうだな」

「だから大丈夫です。承太郎はこの勝負、絶対勝てる」

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