第21章 承①オシリス神
「だめ!ポルナレフ!やめるって言って!」
承「ん?」
ポ「なんだ?いきなり」
「ポルナレフが負けたらその人は本当にポルナレフの魂を、命を貰うつもりなんだよ!」
ポ「んな、ノロマやってるわけねぇだろ?この俺がよぉ。それで良いぜ」
ポルナレフは男に了承してしまった。
「ポルナレフ!」
djd「ふふ、おや?猫が魚の燻製に気付きましたよ」
「くっ…」
猫は右へ行った。
ポ「右だ、へへっ、あのニャンコ、右へ行くぞ」
猫は右の魚に食いついた。かと思われたが食いつく瞬間、左側に飛び、左の魚から右の魚を持っていった。
「はっ!やっぱり!」
ポ「あっ!あぁ…」
djd「ふふふふ、見ましたねぇ?左、右と肉を奪って逃げましたねぇ、私の勝ちだ」
「やばいよ…」
ジョ「おい、負けてしまったぞポルナレフ、どうするんじゃ!なんか、建物の場所を聞き出すのがやっかいになってきよったぞ」
ポ「あぁ…」
djd「さぁ、約束でしたね、払っていただきましょうか」
ポ「ええっ、払う?何を」
djd「魂ですよ」
ポ「えっ」
「ほら、だから言ったのに…!」
djd「あなた賭けましたよ、さっき確かに。魂。私は魂を奪うスタンド使い。」
承、ジョ、ア、ポ「「「「あっ」」」」
「くっ…!」
djd「賭けというのは人間の魂を肉体から出やすくする。そこを奪い取るのが私のスタンド能力」
するとみるみるポルナレフの体から魂が抜け、肉体が人形のようになってしまった。
「やっぱり…!」
ジョ「なにぃ!うわぁ!なんだ!」
承「ポルナレフ!くっ…」
承太郎が男に向かってスタープラチナを出そうとした。
djd「おっと私を殺すなよ、もう遅い。私が死ねば、私のスタンドが掴んだポルナレフの魂も死ぬ」
ア「ポ…ポルナレフ!」
ジョ「お…おい!」
2人は倒れるポルナレフの体を支えた。
承「うう…」
ア「み…脈がない…!死んでいる、ポルナレフが死んでいる!」
ジョ「ポルナレフ!」