第21章 承①オシリス神
djd「いえね、私とちょっとしたつまらない賭けをしてくれませんか?あなたが勝ったらタダで教えますよ、そこの場所をね」
ジョ「賭け?賭けなら自信はあるが、
今わしらはポーカーなんてやってる時間はないんじゃ。もう20ポンドやるから教えて欲しい」
ジョセフはさらにお金を出したが、男は全く聞かない。
djd「賭けなんてもんは何ででも出来るんですよ?時間はかかりません。例えば、あそこを見てください。猫がいますねぇ」
すると男がテーブルの上にあった魚を投げた。
djd「さぁ、今からあの猫はどっちの魚の燻製を先に食うか賭けませんか?右か、左か。どうです?つまんないけどスリルあるでしょ」
ポ「おい!めんどくせぇ野郎だぜ!さっさと30ポンド受け取ってさっさと教えろよ!てめぇ!」
ジョ「ポルナレフ!教えてもらうのにそんな口をきくんじゃあない!」
ポ「オーケー。じゃあ俺が賭けてやるぜ!右の肉だよ!右!」
djd「グッド!楽しくなってきた、じゃあ私は左に賭けましょ」
ジョ「おいおい」
ア「おい承太郎、、こいつ怪しくないか?」
「うん、ちょうどよくテーブルの上に魚があるなんておかしい。最初からあの猫を飼い慣らしてて自分があげた方に必ず来ると分かってやっているんじゃあないの?」
承「敵スタンド使いかもしれんな。だが、ただのギャンブルクレイジーかもしれん」
ア「少しでも妙な気配を見せたら…すかさずスタープラチナで叩き込め」
承「分かってる」
もアインガードを出した。
ポ「ところで、俺が負けたらおめぇに何を払うのかね?100ポンドくらいかよ」
djd「金は要りません。…魂なんてのは、どうです?魂で。ふふふふ」
ポ「はぁ?」
ポ(ケッ、ふざけやがって、キザな野郎だ。こんな奴のいるところ、一刻も早く立ち去りたいぜ)
「…はっ」
(まずい…ポルナレフは多分今ふざけたキザなやつとか思っているけど恐らくそうじゃあない…本当にポルナレフの魂を、命を賭けるつもりなんだ…!)
djd「返事は?」