第18章 承①トト神とクヌム神
すると後から着いたジョセフたちに早いなと言われた。
訳がわからなかったが、承太郎はジョセフたちが持っていたオレンジを一つもらった。
承「ほら」
「ん?」
承太郎はに剥いたオレンジを一つ差し出した。
承「口を開けろ」
「え…」
承「いらねぇのか」
「いや欲しいけど…」
承「なら開けろ」
「じ、自分で食べれるよ」
承「手が汚れる、早くしろ」
は渋々口を開けた。
「ん」
承「うまいか?」
「うん、美味しい、ありがとう」
ポ「ほら、何やってんだ行くぞ!」
4人は2人の容体を聞きに行った。
アブドゥルはもう起き上がっており、早速旅に復帰することになった。
花京院も起き上がっているものの、目には包帯を巻いている状態だった。
花「傷はもういいのかい?アブドゥル」
ア「あぁ、それより花京院、君こそ大事なくて何よりだ」
花「まあね、瞳のところを切られたのではないらしいから、傷はすぐに治るらしいよ。僕が中学の頃、同級生が野球のボールで眼球をクシャクシャになるぐらい潰されたが翌日には治っていたよ。眼球の中の水分が出ただけらしいんだ」
ポ「マジかよ!」
ジョ「ノー…」
「ひどい…」
花「数日したら包帯が取れる。すぐに君たちの後を追うよ。ディオのいるカイロまであと800キロ足らず、みんな用心して旅を続けてくれ」
「良かった…失明なんてしなくて…」
花「、心配してくれたのかい?」
「当たり前でしょ!」
花「ありがとう、嬉しいよ」
ジョ「それじゃあ我々は先を急ぐよ」
一行は病室を出ようとした。
すると
花「ジョースターさん」
花京院がジョセフを呼び止めた。
花「少しだけ、と話をさせてくれないでしょうか?2人で」
ジョ「あ、あぁ…わしはかまわんよ」
花「、いいかな?」
「うん、いいよ」
承「ん…」
以外の3人は料金を払うため受付へと向かった。
花「」