第18章 承①トト神とクヌム神
翌日承太郎達は少し買い物をしてから病院に向かうため、ホテルを出た。
並んでいる順は、、ポルナレフ、ジョセフ、承太郎の順である。
ポ「2人の容体は?」
ジョ「アブドゥルの首の傷は幸運にも急所を外れていたので、明日にでも退院できるらしいが…花京院は重症だ。失明するかもしれん…」
「心配だな…」
承「残念だが、この旅…花京院はリタイヤせざるを得ないかもな」
「!!」
は承太郎が話すとビクッとした。
ポ「ん?どうした?そんなにびっくりして」
ポルナレフはに聞いた。
「い、いや、別になんでもないよ!」
ポ「そうか、おっ」
ジョ「ん?」
「カフェがたくさんある…」
ポルナレフとジョセフが立ち止まるとはそう呟いた。
ジョ「、どこか行きたいところはあるか?」
「え、でも…時間ないし…大丈夫です」
ポ「無理すんなよ、何か飲んで休もう」
ジョ「そうだぞ、どの店にする?」
「ありがとうございます、じゃあ…あそこかなぁ」
がとあるカフェを指差すと、ポルナレフも咥えていたタバコを投げた。
するとタバコもその店を指した。
ポ「俺のタバコもあの店を選んだぜ」
そして一行はそのカフェへと入った。
席順は丸テーブルにジョセフ、ポルナレフ、承太郎、の順で座った。
席につくと店員がやってきた。
店員「いらっしゃい、何を注文なさいますか?」
ポ「そうだな、紅茶がいいなぁ」
「私も同じので」
承「同じだ」
「え?承太郎紅茶なんて飲むの?」
承「悪いか」
承太郎はの方を見て言った。
「い、いや、別に…」
は勢いよく顔を逸らして言った。
ポ「ん?」
店員「はい、紅茶を4つですね」
ジョ「いや、やめたほうがいいな」
ポ「えっ」
「??」
ジョ「いいか?ここは敵地エジプトだ。これまで以上にどこに敵が隠れていて、いつ襲ってくるかわからんぞ。今まで以上に得にも用心したほうがいい。これからは瓶入りや缶入りだけを飲むようにするんじゃ」