第16章 承①紅海
はそれを聞くと少ししょぼくれてしまった。
承「恋に落ちる…かも」
「!?むむむぅ…」
ハイ「ああっ…」
ハイプリエステスは赤くなりながら言った。
ポ「お…これはきっと素敵な美人だと思うぜ。もう声で分かるんだよな、俺は。まぁほどではないだろうが」
ア「うん、何か高貴な印象を受ける。これは占い師の勘だ。」
花「女優のオードリー・ヘプバーンの声に似てませんか?」
花京院はそう言ったあとに耳打ちをした。
花「僕はもちろん君の声の方が好きだがな」
ジョ「わしも30歳若ければなぁ」
ハイ「ううっ、ううっ…!!貴様ら!心から言っとらんな!ぶっ殺す!」
するとスタンドの舌が動き出し、攻撃してきた。
ハイ「承太郎!そして承太郎たちに大事にされてるそこの女!お前もムカつく!」
承「ぐ…グハッ…」
「うっ…うぁっ…」
2人は吹き飛ばされた。
ア「承太郎との飛ばされた先!」
ジョ「は…歯だ!奥歯だ!」
ポ「承太郎!!身を交わせ!」
花「挟まれるぞ!!」
承「うぉぉ!」
ハイ「うーん、私とパワー比べしようってのかい?」
スタープラチナが迫り来る歯を止めた。しかし、ハイプリエステスのパワーは強く、承太郎でも負けそうだった。
は飛ばされた衝撃で軽く失神していた。
承「な…なんてパワーだ…、今のうちに早く逃げ出すんだ!!」
皆が助けようとしたが、ハイプリエステスの舌に邪魔をされた。
潰される寸前アインガードが出てきてを抱えて奥歯から出てきた。しかし承太郎はそのまま潰されてしまった。
一同「「「「「うっ!」」」」」
「…」
花「、、目を覚ますんだ、!」
花京院がの頬をぺちぺちと叩きながら言った。
「ん、んん…ご、ごめんなさい!私、気失っちゃってた……承太郎!承太郎は!?」
花「奥歯に閉じ込められてしまった!」
その時バン!と酸素ボンベが破裂する音がした。
一同「「「「「「承太郎!!」」」」」」