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ジョジョと奇妙な冒険ーSCー<分岐あり>

第11章 家族の行方


しかしアインガードがギリギリで守る。
2人の攻防戦がの周りで行われた。そのためにもところどころ傷や怪我ができてしまった。
どちらも一歩も引かない状況であった。

彗「はぁ…はぁ…なぜ諦めない…なぜそこまでして善にこだわる…?こちら側に来れば…楽になれるんだぞ…?」
ここで彗が一度自分の方へスタンドを戻した。

「はぁ…はぁ…私は…私の周りの人達は…たくさん傷つき、傷つけられてきた…!父さんも母さんも、ホリィさんも、アブドゥルさんも、ポルナレフの妹も。その元凶を…自分が楽になりたいから、傷つきたくないからと…見過ごすことはできない…。私は周りの人たちにたくさんの物を与えてもらった、すごく感謝してる。その恩を返したい。それなのにディオの方になんて行ったら、それを仇で返すことになる。私は…私にはそんなことできない…」
アインガードから炎が消えた。

皆が息を飲んで2人を見守っていた。するとの後方から声が聞こえた。

?「よくやったな、彗、この時を待ってたぜ」

バン!バンバンッ!!

銃声が聞こえた。
こっそりと彗の後をつけてきたホルホースの仕業だった。

、承、花、ポ、ジョ「「「「「!?」」」」」

するとの前にいた彗が体や口から血を吹き出して倒れた。

「お兄ちゃん!?」
が声の方を振り向くとそこには弾丸を受けたレオアソートが倒れていた。

「…うそ…そんな…庇ったの…?お兄ちゃん…お兄ちゃん!!」
は彗の方へ駆け寄った。

彗「…大丈夫か…?」

「どうして…どうして庇ったの…?」

彗「実の妹を…殺せるやつがいるか…?」

「…」

彗「ずっと…迷いがあった…本当なら一瞬で殺せたんだぜ…のことなんて…でもやっぱり目の前にすると…生かしたいと思うものよ…」

「お兄ちゃん…何言ってるの…ギリギリで戦ってたくせに…」
は目に涙を溜めて言った。
承太郎たちに鬼の形相で睨まれたホルホースはとっとと逃げていった。


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