第11章 家族の行方
花「自分の両親のことをよくもあんなふうに…」
ジョ「と血がつながっているとは思えん…」
ポ「とんでもねぇやろうだな…」
承「…」
みんなが口々に良い、彗が話している途中では口を開いた。
「…ふざけるな…。」
彗「…なに?」
「ふざけるなよ!!」
が叫ぶと、アインガードは纏っている炎の色が青から赤に変わり、火力も増した。さらに、先ほどまで二つに分かれていた体がバシッとくっ付いた。
アインガードはその勢いのまま思い切りレオアソートの口を開き,を脱出させると、今度は逆に口を思い切り閉じて、アッパーを食らわせた。
彗「ぐはっ!!!」
彗は吹き飛んだ。
花「まるで人が違ったようだ…」
ポ「炎の色が変わったぞ…」
ジョ「火力も増し、力も増して…はっ、まさか…!」
承「あぁ、はこれを待っていたんだぜ。自分でも収拾がつかないほどの怒りをな。怒りはアインガードの原動力だ。優しさだけでは今回は勝てないと、分かったんだろ。」
「父さんと母さんが良い親ぶっていただと?本当に良い親だった!2人とも仕事ができて、兄さんも遊も普通の人より遥かに出来る、だけど私は全て平均程度。なんの取り柄もなかった。それでも一度も責められたことはなかった!私なりに私のペースで頑張ればいいと、いつもそう言ってくれていた…!いつでも誰よりも子供達のことを、私達のことを考え、大切に思ってくれていた人たちだった…!その気持ちを今!兄さんは踏みつけにした!許せない!私が絶対に許さないから!!」
アインガードはレオアソートを一気に押し返した。
彗「な…なに…?ぐはっ…!げほっ…!こんなの…情報には無かった…聞いていない…うっ…!ぞ…」
「アインガードをバカにしたことも許さないからな」
そうしてアインガードがレオアソートの顔面にパンチを喰らわそうとした時だった。
レオアソートに翼が生え、上空に飛んだ。
彗「ゲホッ…危なかった…だが…もうそのスタンドは狙わない。お前1人に集中しよう」
するとレオアソートは上空からに向かって飛んできた。