第1章 風邪⦅宿儺⦆

宿儺が誘導するように の腰を動かしていたが、いつの間にか は自分で腰を動かしていた。

「ココが気持ち良いのか？」

が少しだけ力を入れて宿儺の腹部に蕾を擦り付けるタイミングで宿儺は下から を突き上げた。

『アぁあっん//』

答える代わりに の中が きゅっとしまった。
宿儺は息を止め、吐精を堪えると を布団に寝かせた。

『？』

荒い息を整えながら宿儺を物欲しそうに見つめる に、宿儺は口角を上げ「そう残念そうな顔をするな」と囁いた。

宿儺と視線が合ったかと思うと、宿儺は に触れるだけの口付けをし、鎖骨の方へと移動していった。

ちゅ…ちゅ……

わざと音をさせながら宿儺は の胸の突起をコロコロと舌で転がし、反対側は親指と人差し指で摘まんだり、弾いたりした。
バラバラの感覚に はされるがままだった。
宿儺が胸から離れたかと思うと、溢れていた蜜を指で舐めとり、自身を深く侵入させた。

「っは。良いぞ 、 」

自身を締め付け、引き抜けないようにする の秘部から ゆるゆる と自身をゆっくり引き抜き、一気に尽く。

『ぁあン……ん、んっ』

リズムに合わせ、 の吐息が漏れる。
少しずつ早まる宿儺のリズムに、 は宿儺の背中に手を回した。

は絶頂が近いのか、無意識に腰を振り自分の良い所を当てている。
それに気づいた宿儺は、 の蕾を指で擦り、 に少し乱暴に口付けをした。