• テキストサイズ

一緒に夢に堕ちませんか?[呪術廻戦]

第3章 忘れさせてあげる⦅七海⦆


「だから何ですか?」

じっと を見て そう答える七海に、 は『怒らないの?』と聞いた。

「 は被害者です。怒る理由がありません。
五条さんは殴りたいくらいでしたが、それよりも が心配でした」

『健人…』

「私は 貴女を愛しています。
…この手を退けてください」

七海の口づけを拒んでいた手を が そっと下げると、七海は優しく触れるだけのキスをした。

「 が傷つく必要など無いんです」

濡れた髪を撫でながら七海は切なそうに眉尻を下げて そう言った。
七海のその優しさに は止まっていた涙が溢れだした。

『健人…』

七海は をぎゅっと抱きしめ、シャワーを止めた。

「風邪をひきます」

そう言い、ヒョイと を横抱きし、近くにあったバスタオルを にかけて寝室へ向かった。

濡れたスーツが鬱陶しくなり、七海は上着を脱いだ。

無駄な肉が無く、引き締まった七海の体を は見つめた。

「…そんなに見られると少し恥ずかしいのですが……」

七海は片手で口元を多い、少しだけ頬を染めた。

『ふふっ』

七海は やっと笑顔を見せた の頬を撫で、優しくキスをした。
まだ少し遠慮がちにキスに応じる を気遣いながら、七海は の体を覆うタオルを取り去った。

「綺麗ですよ、」

今度は七海が の体を見つめて そう言った。

『恥ずかしい//』

体を隠そうとする の手を押さえ、七海は再度キスをした。
/ 35ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp