第13章 目の色
「家入さん!!」
「どうした?」
「あの!私に反転術式を教えて下さい!」
「なんで急に?」
「お願いします!!」
は頭を下げた
(この子の母親は確か反転術式を使っていたって悟が言ってたな‥‥)
家入は顎に手をやった
「私教えるの得意じゃないから簡単に言うぞ?」
「はい!」
「こうやってこうやってあとこうやってこうだ」
は首を傾げた
(まったくわからない‥)
すると猪野がやってきた
「怪我か?」
「手当てお願いします」
猪野はの方をチラッと見た
(この子は誰だ?めっちゃ可愛い‥でもとりあえず先に手当てをしてもらわないと!)
「ここに寝ろ」
「はい」