第12章 主人公の親
「あなた‥この子見えてるみたい」
「そうか‥この子にだけは呪いはかかってほしくないな‥」
「そうよね」
「あの‥特級呪物があったよな?」
「それを‥に?」
父は頷いた
が眠っているときに父は特級呪物を体内に入れた
父と母は特級呪術師
家を開けることも珍しくない
は家で1人でいることが多かった
が小学生になってもそれは変わらなかった
だがその分母と父はを愛した
誕生日には毎年必ず家に帰ってきて祝ってくれた
プレゼントも毎年くれた
はそんな父と母が大好きだった
は1人で家にいるときは絵を毎日描いていた