第9章 初めまして
「‥両面宿儺を封印した先祖の子‥」
「何の用ですか?私あなたに用はありませんけど?」
(この子‥可愛い‥)
真人はを見つめ笑った
「何か企んでるんですか?」
「俺の彼女になってよ」
「初対面で彼女になれって頭大丈夫ですか?」
(この子には呪いはかかっていないな‥)
「あの‥聞いてますか?」
「一目惚れ」
は真人を無視して歩き出した
「待ってよ」
「すいません急いでますので」
「手荒な真似‥したくないんだけどな‥」
(‥あの男何なの?)
するとの目の前に呪霊が現れた
「え‥」
はその呪霊が人間であることに気づいた