第7章 見せて
「何ですか?五条先生」
「双子の男から話を聞いた」
「あの‥印がどうこう言ってたんですけど‥‥」
「心当たりあるの?」
は頷いた
「あの胸元に‥‥」
「おいで」
五条はベッドに座り手招きした
「制服脱げる?」
は恥ずかしがりながら上の制服を脱いだ
「ここに‥‥」
「触ってもいい?」
は頷いた
「いつから?」
「親が亡くなって‥気づいたらありました‥なんなのかわからなくて‥‥」
「さ‥親が亡くなったのっていつだっけ?」
「小学6年の時です」
「亡くなった理由知ってる?」
は頷いた
(知ってたのか‥)