第21章 混浴
「あの‥五条先生‥」
「どうした?」
「ご‥五条先生は‥奥さんいるんですか‥?」
「なんで?!」
「あ‥いやえっと‥」
「いないよ!ちなみに彼女もいませーん」
五条はそう言って笑った
(良かった‥)
「は彼氏いないの?」
「いないです」
「生徒同士で恋人とか出来ないかなーって思ってんだけどなー」
「ツナツナ!」
狗巻は自分を指差し言った
「棘は彼氏候補としてあり?」
「狗巻くんか‥なくはないかな‥」
狗巻はガッツポーズをした
「狗巻くんは‥一番話しやすいの‥」
「好きな人はいるの?」
(‥いる‥いるよ‥私の隣に‥五条先生が好き‥ずっと好き‥大好き)