君は水面に輝く光【アイドリッシュセブン 十龍之介】
第183章 183
「、ホンマにTRIGGERの妹分なんやな」
「それ素直に頷きにくいけど…みんなには仲良くしてもらってるよ」
「がいつもお世話になってます。十龍之介です」
「九条天です」
「八乙女楽だ」
「知ってます!!!」
そりゃそうだ。
今はテレビに殆ど映らないが、彼らは天下のTRIGGERだ。
「え、え…さ、サイン貰ってええですか?!」
「もちろん」
「お父さん!色紙!!!ペン!!!」
「お前、Re:valeにきゃあきゃあ言ってたやろ」
「あの二人は最推しなの!でもTRIGGERもIDOLiSH7も大好きなの!」
わーかーるー。とはうんうんと頷く。
の場合、TRIGGERが最推しだが、Re:valeもIDOLiSH7も大好きだ。
「TRIGGERの皆さん、サインよろしくお願いいたします」
「よろこんで」
友人が差し出す色紙を天が受け取り、サインを順番に書いていく。
「あ、ちょっと楽。龍の書くスペース少ないじゃない」
「俺、一文字だから大丈夫だよ」
「龍くんがサイン書く時、最後のはらいが飛び出そうになるにアイス一個」
「僕も」
「俺も」
「ちなみに私も」
だから、賭けになんないじゃん!と笑っていれば、案の定龍之介は色紙からサインがはみ出そうになったのをすんでの所でペンを止めることで回避する。
「こうなりゃ、龍のアイス奢りで決定だな」
「ええ?!!うん、良いけど…、何味が良い?」
「いちごー」
「…可愛い…うん、いちご買ってあげる」
姉鷺にも奢られることが決まっているはずの。
いつの間にかアイスを二個ゲットすることになり、嬉しそうににんまりと笑うのであった。