君は水面に輝く光【アイドリッシュセブン 十龍之介】
第180章 180
抱き上げられたままの状態からゆっくりと下ろされ、は微笑みながら龍之介の首に腕を回し口付ける。
「…龍くん」
「ん?」
「愛してる。もう、仕事以外で誰にも触れさせない。だから龍くんも」
もっと愛して。私以外見ないで。
そんなの言葉に応えるように、龍之介はの顎を掴み、口付ける。
「しか見ない。以外に触れたいなんて思ったことない。これからもないよ。だから…たくさん愛していい?」
「うん、龍くん…もっと…いっぱいして」
抱き合い、溶けてしまいそうなほど熱くなった二人の心を体は、ゆっくりとその場に沈んでいくのであった。