君は水面に輝く光【アイドリッシュセブン 十龍之介】
第135章 135※
「まぁ、そんな気はしてましたよ」
焼肉をご馳走になり、たんまりとお礼を言って送り届けてもらい、ほろ酔いの龍之介とともに自宅へ戻った二人。
が寝る準備を進めている間に、龍之介はほろ酔いのままベッドで眠りについてしまった。
「どうしよう…せめてズボンだけ履き替えさせたげないと」
呟きながらクローゼットからハーフパンツを取り出し、ベッドに上がれば龍之介のズボンのボタンを外す。
「ん…」
小さく唸るが、起きる気配はない。
それならばそれでよし、とズボンを脱がしてハーフパンツに履き替えさせる。
「よし、お風呂入ってこよ。っ、ちょ、きゃあ?!」
よいしょ、とベッドから降りようとした瞬間、後ろから腕が伸び抱き寄せられる。
「龍くん…っん…」
ベッドに沈められ、口付けられる。
やっと唇が離れれば、何とも色っぽく唇を舐める龍之介の姿。
「龍くん…?」
「ん…?」
「今日は、しないって…」
「うん、でも…にキスもしないまま寝れない」
「ん…んぅ…」
顎を掴まれ口付けられる。
舌を掬われ、絡む龍之介の舌は熱い。
「っは…ぁちゅ…」
「もっと熱くなる?」
「っあ…いい、よ…?」
微笑みながら龍之介の腰に足を絡ませるの表情は何とも嬉しそうである。
「明日、早いでしょ?」
「龍くんも早いでしょ?」
やめるなら今だよ?そう言いながらの手は龍之介のシャツのボタンを外している。
「俺はを抱けるならいくらでも。まだ早いしね」
「じゃあ…しよ?」
「うん、いっぱいのこと可愛がりたい。愛してる」
「私も愛してる」
嬉しそうに微笑み、から口付ければ、龍之介の手が後頭部に回り口付けが深まる。
「っくん…」
龍之介の膝がの足を割り、敏感な付け根を刺激する。
「っは…ん、ぁ…」
「敏感」
くすくす笑いながら龍之介はの服をゆっくりと肌蹴させていく。
「」
「…ん…?」
「可愛い…好きで好きでたまらない」
どうしたら、全部伝えられるの?
そんな事を言いながら、きゅ、と抱き締められれば、同時にの腹の奥もきゅう、と龍之介を求めてしまう。