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君は水面に輝く光【アイドリッシュセブン 十龍之介】

第133章 133




の肩を抱き寄せ、も抱き着くようにくっ付けば自撮りでツーショット。

「…いい。超良い…龍くんカッコいい…」
「可愛すぎる…写真でも可愛い…実物もっと可愛い…」
「…龍、さっさとスマホ寄こせ」

写真確認でもバカップルが甚だしい二人に、苦笑しながら楽がスマホを受け取り構える。

「行くぞー。はい、チー」
「」
「ん?ん…」
「ズ…って、おい」

シャッターを切る瞬間、龍之介はを呼び口付ける。

「龍…まだ周りに人いるでしょうが!」
「まだロケ中ってことで」
「オフショ撮影中です」
「載せれないオフショット撮るんじゃないの!」

ということで、番組SNSに載せられるオフショットも何枚か取り、他の客が騒ぎ出す前にそそくさと控室へと戻るのであった。


~おまけ~

控室にて帰りの準備中。

「飯いかね?」
「いきたーい!」
「、何食べたい?」
「焼肉!…みんなは?」
「楽、良いとこ知ってる?」
「任せろ!」

鶴の一声ならぬの一声であっという間に食べに行く場所が決まり、楽が予約を取る。
余りの即決具合に、カーテンの向こうで着替えながらは一人きょとんである。

「え。良いの?」
「おう、久しぶりに焼き肉食べたくなったからな」
「焼肉って野菜も含めると結構バランスよく食べれるし」
「俺はが望む所ならどこでも行くよ」

TRIGGERはやはりに甘いのだ。
そう再認識する周りのスタッフ達であった。

「姉鷺も行くだろ?」
「あんた達飲みたいんでしょ?ちゃんと送ってくから安心しなさい」

姉鷺の言葉に喜ぶ大人組。
と龍之介は姉鷺の運転でやって来たが、楽も飲む気という事は車で来たわけではなさそうだ。

「天と楽は、何で来たの?車じゃなさそうだけど…」
「「タクシー」」

流石大人気アイドルは稼いでやがるぜ…!
と、タクシーで長距離移動というセレブな移動手段をとる天と楽を、羨ましく思うであった。

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