君は水面に輝く光【アイドリッシュセブン 十龍之介】
第125章 125
「いよし、OK」
「ありがとうございます!」
「ブラ付けとくんだっけ?」
「はい」
なら完璧、と頷かれ、はバスローブを羽織り部屋へ移動する。
「さん準備OKです」
「八乙女さんもOKです」
「じゃあちゃんの活動時間に引っかかるといけないし、早速始めよっか!では、本番行きます!よーいスタート!」
と楽がベッドに入り、楽が腕枕をしたのを見届けてからスタートがかかる。
~・ドラマパート・~
[柚葉]
[ん、先生…]
[ここで先生かよ…。痛くねぇ?]
[うん、痛くない。先生はダメなの?じゃ…宗司?]
[…悪くない]
[何それー]
額を合わせながら見つめ合い、微笑み合う二人。
その様は何とも幸せそうだ。
[明日も学校だし、寝るか]
[うん。ね、先生…]
[ん?]
[ありがと]
[…礼言われるようなことなんもしてねぇよ]
方法はどうあれ、孤独に押しつぶされそうになっていた柚葉を救った高宮。
そっと柚葉を抱きしめ、二人は眠りにつくのであった。
~・ドラマパート終・~
二人の笑みに、女性スタッフからは感嘆のため息がこぼれ、男性スタッフは楽を羨ましげに見ている。
監督のカットがかかると共に、盛大な拍手がスタジオ内に響くのであった。