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君は水面に輝く光【アイドリッシュセブン 十龍之介】

第95章 95




合同練習から数日後。
とうとう生まれ変わったゼロアリーナの三日連続でのこけら落としが始まる。
初日となるDAY1は待ちに待ったTRIGGERのミュージカルである。

「わっくわくするなぁ!!はー!!わくわく!!わくわく!」

テンションが高いのは皆そうだが、その中でも人目を引く人物がグッズ待機列に並んでいた。

「…じゃない?」
「え?あ、そうだね。顔隠してるけどあれ絶対だ」
「何で一般待機列とかいるんだろ」
「そういえば前なんかの番組で、チケットもグッズも自力で取ってるって言ってたかも。こないだのアルバムも五枚買ったとか」
「あのPVのめっちゃ可愛かったよね」

わっくわくのは周りの声を聴くこともなく、何を買おうかの選別に忙しい。

「うーーーん。とりあえず…うーーーん……全部買っちゃう?いやでもそんな事したら部屋が雪崩起こす…アイナナもRe:valeも欲しいし…うーーーん…」

悩み方がガチである。

「とりあえず、ペンラでしょ?団扇でしょ?リストバンドに…タオル、Tシャツ…待って?!Tシャツメンバーごとのある!チェック漏れ!!!え?!龍…龍か?龍だよな?だな!おし!!!お願いします!!」

記入型のものらしく、バインダーをスタッフに渡せば、スタッフもに気付いたらしく一瞬驚いたようだが、購入品を取るために奥へと入る。
いざグッズが揃ったと思いきや、スタッフと共に何故か姉鷺も出てきた。

「あんた!何してんのよ一般列並んで!」
「グッズ購入はファンとして当然の務めじゃないですか!」
「バレたらパニックになるっていってんの!こっち来なさい!」
「ちょ、グッズ!!グッズ下さい!!」
「あとでちゃんとあげるから!!」

首根っこを掴まれずるずると裏へ連れていかれる。
周りの一般客はぽかんとしてを見送り、その後顔を見合わせて苦笑。
一方は首根っこを掴まれたまま楽屋へと連れてこられた。

「!どうしたの?」
「龍くん、お疲れ様!姉鷺さんに掴まって連れてこられちゃった」

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