君は水面に輝く光【アイドリッシュセブン 十龍之介】
第94章 94※
「…ん、いっぱい…」
「っは……」
「龍くん…愛してる」
「俺も…、ごめんね、疲れたよね」
「大丈夫。幸せだもん」
幸せそうにふわふわと微笑む。
それでも幾分と眠そうなを抱き上げ、龍之介はソファへとを運び寝かせる。
蜜壷から溢れる二人の欲が混ざったものを丁寧に拭き上げ、半分以上脱がしてしまっていた服をきちんと着せて、毛布を掛けて頭をそっと撫でる。
「龍くん…」
「ん?残り後片付けしとくから、少し休んでて?」
「片付け…私もやる…」
「大丈夫。いいの。結構無理させちゃったし、ね?」
「…ん、ありがと」
再度頭を撫で、眉間や頬を撫でていれば、ほどなくしてすやすやと寝息が聞こえた。
「ほんっと…何しててもどんなも、可愛い…」
そんな言葉を残し、龍之介は途中で中断させてしまった食事の片づけのために、キッチンへと入るのであった。