君は水面に輝く光【アイドリッシュセブン 十龍之介】
第87章 87
「俺はの事愛してるから、本気なら仕方ないかもしれないけど、やっぱり寂しいし悲しいなって」
「龍くんに絶対そんな思いさせない。浮気なんて考えられない」
「俺も、以外愛せる人もういない」
ひしっと抱き合う二人に、仲直りしてよかった。と思うより、思う事が皆あった。
IDOLiSH7、7人の心は今、一つになった。
「二人とも」
「「ん??」」
「そろそろ帰んな?」
一人身にはなんだかとってもしんどくなって来たから。
と、と龍之介は大和や三月を始め、一同にほいほいほい!と小鳥遊寮を追い出されたのであった。
「まさかの追い出し…」
「」
「ん?」
「愛してる」
「私も愛してる」
早朝。
路上にはまだ誰もいない。
ここには二人きりだ。
その事実が、少しだけ二人を大胆にさせた。
「龍くん大好き」
「俺も大好き。改めてこれからもよろしくね」
「こちらこそ、よろしくね」
そして二人はそっと抱き合い、口付けを交わすのであった。