君は水面に輝く光【アイドリッシュセブン 十龍之介】
第62章 62※
「はぁ、は……」
「ん…龍くん、ちゅ、して…」
くちゅり、としたが絡む口付け。
唇が離れれば、は幸せそうに微笑み龍之介の胸板に頬を寄せた。
「、まだこうしてたいけど、抜かないと」
「ん…っ」
そっと体制を変え、を組み敷くような形になれば、ティッシュを見つけ数枚取り出し結合部の下へ置いてそっと自身を抜く。
「ひゃ…ん……」
「、ちょっと拭くよ?」
いつからなのかはわかないがとっくに酔いの醒めた龍之介はテキパキとの下腹と自らの下腹を拭き上げ、に口付けてから横に寝転ぶ。
「結構声出ちゃったね」
「あう…恥ずかしい…どうしよう聞かれてたら…」
「一番近い部屋は誰?」
「陸…」
「寝てるかなぁ…」
苦笑しながら龍之介はの頬を撫でそっと口付ける。
「寝れそう?」
「うん…このままくっ付いて寝ていい?」
二人とも一糸まとわぬ状態だが、の部屋には勝手に入ってくるようなものはいない。
なら、と龍之介はを抱きしめることで返事した。
「おやすみ、」
「ん。おやすみ、龍くん。今日も明日もずっと愛してる」
「俺も。の全部をずっと愛してる」
再度触れるだけのキスをして、隙間のないくらいに抱き締め合い、二人はそっと眠りについたのであった。