第24章 ２４※

「すごく…えっち…」
「っ、見ちゃやぁ…」
「見ちゃダメなの？…じゃあ…」
「んああっ」

手で隠そうとするのその手を掴み、割れ目を、る、と舐め上げる。

「あっ龍…くっんああ」

腰を震わせ、龍之介の髪に触れる。
そのまま龍之介の頬を両手で包み、顔をゆっくり上げさせる。

「…？」
「も、ダメ…おかしくなっちゃ、うよぉ…」

涙目で見つめられ、龍之介はをそっと抱きしめて口付ける。

「ん…龍くん」
「…もっと、おかしくなっていいよ？」
「え…ああぁっ！」

言葉と共に指を入れられ、は軽くイってしまう。
そこで、は何かがぷつりと切れた感覚を覚えた。

「龍、く…ひぁ…んっ」

中で指を曲げられ、良い所を探る龍之介。
もまた、龍之介の中心に腕を伸ばし、自身を撫で上げた。

「…」
「ん…これ、ちょーだい…？食べたい、の」
「っ…ん、」

うるうるとした瞳で強請られ、龍之介は頷いてと入れ替わって浴槽の縁に座る。
足の間に膝をついて座るは、それだけで淫靡だ。

「ちゅ、ん、ぷ…」

小さな水音を立てて、は龍之介自身の先端を舐め、それから下へ下へと舌を這わす。
舌先に力を込め、満遍なく舐め上げていけば、龍之介の反応する場所を少しずつ覚えていく。

「っ…」
「ん…おいひ…」

先程から何度も我慢した絶頂がまたせりあがってくるが、の攻めも案外容赦ない。
龍之介の反応した場所を的確に舐め上げたかと思えば、どうしたらできるのか、薄い唇で自身を咥え込み、喉の奥へと導く。

「っん…く、ん…」

時折苦しそうに息を止めるが、抜く様子がない。
と思えば舌を這わせ、また気持ちのいい所を攻めてくる。

「っは、…イキそ…」
「っん…らめ…」

ちゅぽり、と口を離せば、の唾液が自身と繋がって、龍之介はいけなかったもどかしさを感じながら、その見た目のいやらしさに何の刺激がなくとも達してしまいそうになった。