第9章 翻弄される宿命
シドはニヤつきながらポケットへ手を突っ込んだ
私はその様子を不安に見てると
ポケットから注射器を取り出した
「!?嫌…何するの!?…止めてっ!」
怖い…!!
私は力の限り叫び暴れた
「暴れんじゃねぇよ、すぐに良くなる」
「嫌だ!離して!!ジル様!!」
ジル様が私の腕を抑え付けた
「うっ…!!」
鋭い痛みが腕を走る
注射器の中の液体が流れ込まれてくる
「この前よりも即効性のある媚薬だ…楽しみだろ?」
「…っ最低!!」
私は眉間に皺を寄せシドを睨みつけた
「少しは口の聞き方に気をつけて下さい…
あなたの美しさが半減してしまいます…」
「良くそんな事を…!!」
ジル様は諭すように告げると私の胸から腰のラインを撫で上げ
ブラを外そうとした
「んっ…止めてっ!…触らないで!」
「待てよジル」
シドがジル様の腕を掴み制止した
ジル様はつまらなそうな視線でシドを見た
「触るなって言ってんだ、触らずに脱がせば良いんだろ?」
シドはナイフを私に突きつけた
私は恐怖で青ざめる
「怪我したくなければ動くなよ」
私はギュッと目を瞑った
怖い…
もぅ嫌だ…
それにさっきからソコが熱い…
本当は触れて欲しくて堪らない…
シドは胸の谷間に指を入れ隙間を作りナイフを引いた
ブラが真っ二つに割れて胸がぷるんと弾けた
「クロエ……」
ジル様はウットリした表情で晒された胸を凝視していた
「次はこっちか…もうグショグショだな…」
シドは私の溢れた蜜でべっとり張り付いた下着を見てきた
見られてるだけで感じてしまう……
「こっちは後のお楽しみって事でここのままにしておくか…なぁ、ジル」
「そうですね…欲しがるまでこのままにしときましょうか…」
ジル様は妖艶に微笑んだ
もう…
欲しいのに…
呼吸が上がる
苦しい…
ジル様とシドは服を脱いだ
シドは私の頭を掴み横を向かせた
「咥えろ」
シドの大きくて硬いソレが私の頬をグリグリと押した
私は素直に口を開けシドのソレを味わう
じゅるっ
じゅぷっ…
シドを煽るように態と音をたてながら嬲る
裏筋に舌を這わせカリを唇で引っ掛けるように扱いた
ジル様は私の胸を揉みしだき胸の頂きを指で捏ね回した