第6章 揺れる想い

クリを唇で吸われ舌で弾かれると私は快楽に背を反らし悲鳴に近い声をあげた

「あぁぁぁ！だめっ…あっ..だめ.....はぁっ…ん」

アランは私の様子を見てさらにクリに歯を軽く立てキツく吸い上げた

身体が痙攣する快楽に襲われた

「気持ち…すぎ、ちゃぅ…ぁ、あぁ…イクっ！…イクっ…！」

ナカが収縮し疼きが止まらない

私がイクのを確認するとアランは顔を上げた

私はアランの背にしがみついた

「はぁ…はぁ…アラン…」

私は荒い呼吸を繰り返した

アランは体制を反転させ私を上に乗せた

「クロエ…おまえから求められたいんだ」

私は理解しアランのソレに手を添えて腰を落としていった





「はぁっ…ぅん…アラン…」


アランのソレを根元まで沈めると動きを止め


アランの耳朶を甘噛みし
血管の浮いた色っぽい首筋に唇をおとした


逞しい胸板を撫で
胸の頂きに口付け舌で転がすと
アランのソレが私のナカで脈打つ


「クロエ……好きだ」

アランは私の頬を両手で包み
激しく求め合うように何度も唇を重ね
お互いの舌が蕩ける程絡ませあった


私はアランの胸板を押して起き上がると律動を始めた

熱く硬いアランのソレを感じ私は狂ったように腰を上下した

「はぁっ…あっ…んっ…」


アランと視線が絡み合う

私の腰を掴み激しく突き上げられた

「あぁっ！…はぅっ…あっ…らんっ！」


「クロエ！…ぅっ…」


私は堪らずアランに覆い被さり肩口に顔を埋めた

「好きだ…クロエ！…愛してる…」


言葉で伝えられなくてもアランからの愛が痛い程伝わってくる


私は……


アランを利用しかけたのに…

ゼノ様を愛しているのに…

どうしてこんな気持ちになるの……？