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イケメン王宮真夜中のSPY

第6章 揺れる想い



泡立つ手が私の胸を撫でまわした

「ん…アラン…」

手は次第に下へ降りていき私のソコへ触れた

「やっ…自分で、やる…から」

アランの指がソコへ侵入していく

シドと混ざり合った蜜がドロりと溢れた

「クロエ…」

アランは眉間に皺を寄せていた
悟られたな…

一緒にバスタブへ入りアランは後ろから私を抱き寄せ肩に顎を乗せた

「守ってやれなくて…ごめんな」

「違う…アランのせいじゃない」

私がいけないんだ…
弱みを握られて

全部自業自得だ…

「クロエが馬に乗って城を出る姿を見つけて追ったんだ……
途中で見失って…
俺がもっと早くおまえを見つけたらこんなことには…」

本当の事を全て吐き出したい
スパイとしてウィスタリアに来た事
アランを利用しようとした事

全部吐けば楽になるけど……

それは出来ない

ゼノ様とユーリを裏切る事になる…



「私が…一人で酒場なんかに行くからいけないの、不用心だった…」

「もう二度と危ない事はするな…約束しろ…」

アランの唇が耳朶に触れた

「ん…わかった……私からも、お願いがあるの」

「何だ?」





「私を……私を今すぐに抱いて…」


私は振り返りアランの首に腕を回した

優しく抱かれて知らない男たちに触れられた事を忘れたかった

アランと唇を重ねた

「いいのか…?」

不安そうに問われた

「お願い…あんな事…忘れたいの」



「あぁ…忘れさせてやるよ」

もう一度唇を重ね、角度を変え何度も啄ばみ
アランの舌が口内を犯してゆく
舌が蕩ける程激しく求め合った

「っん…ぅ…はぁ…」

漏れる吐息が浴室に響いてゆく

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