第5章 屈辱と絶頂
指定された酒場に着き
私は馬から降りた
恐る恐る扉を開けるとカウンターの奥の席にシドが座っていた
「待ってたぜ」
シドは口角を吊り上げ憎たらしく笑っていた
「まあ、そんな嫌そうな顔するなって座れよ」
促され私は隣りに座った
「おまえ、酒強ぇだろ?まあ飲めよ」
そう言われシドは酒場のマスターに何かを注文し私はグラスを受け取った
「ぁ…ありがと…」
受け取った酒を何のためらいも無く飲み干した
この時、シドが私を見て勝ち誇ったような表情をしていた
「おまえ、なかなか飲めるな」
「だから何?文句あるの?」
私は酒には強い方だしどれだけ飲んでも酔わない自信があった
私は勧められるままに酒を飲んでいった
……………………………………
おかしい…
さっきから身体が熱く怠い…
それに…
ナカが熱く蜜が溢れ出る感覚がした
私はシドを盗み見た
シドは平気な顔をして酒を飲んでいた
私は内股をこすり合わせた
「もう飲めないのか?俺が飲ませてやるよ」
シドは私のグラスに口をつけ酒を含み唇を重ねてきた
「……んぅ」
唇も熱い…
でも……
触れ合う唇が気持ち良い
飲みきれない酒が顎を伝い谷間へ零れ落ちた
「ぁっ…」
「何零してんだよ」
零れた酒を指先でなぞられた
「んぁっ…」
触れられた場所に電流が走るような気持ち良さを感じた
「おいおい、人前でやらしい声出してんじゃねーよ
他の客が見てんだろ」
馬鹿にするような口調で言われた
おかしい…
さっきから身体も、シドの様子も……
「私のグラスに……何を入れたの……?」
息が上がり呼吸も辛い
下着は蜜でぐしょぐしょに濡れていて気持ち悪かった