第4章 思惑
ゼノ様は私の溢れるそこへ手を伸ばし指を沈めていった
親指でクリを擦りながらイイ所を責めたてる
「あぁ…んっ…はぁっ」
ゼノ様は私の身体を全て知り尽くしている
唇を重ね何度も舌を絡ませあった
「クロエ…」
私は涙を浮かべていた
これが最後になるかもしれない…
ゼノ様に触れる程、触れられる程
愛おしさがこみ上げてくる
零れ落ちる涙をゼノ様の唇が拭った
「愛してます…ぁあっ…んっ」
ぷしゅっ
じゅぷ…
ナカで蠢くゼノ様の指を感じ私は潮を吹きイッた
ゼノ様は蜜が絡む指を抜き
唇に寄せて舌を這わせ舐めとった
その姿だけで背筋がゾクゾクしナカが熱く蠢いた
私は起き上がりゼノ様の足元に跪き熱く硬いソレを下着から取り出した
先端が少しだけ透明な蜜で濡れている
ゼノ様も私に触れて感じたんだと思うと更に愛おしさがこみ上げ
私はソレに頬ずりすると亀頭を口に含み根元に手を添えて扱いた
ゼノ様は私の頭を両手で優しく包み込む
ずちゅ
ぐちゅ…
私は次第に口いっぱいにソレを頬張り喉奥へ当たる苦しさにだって今は感じてしまう
ゼノ様を見上げると快楽に眉を顰め恍惚の表情を浮かべていた
なんて美しいのだろう……
私は裏筋に舌を這わせ唇を窄め激しく口で扱いた
「…ぅっ…もぅ…いい」
ゼノ様に促され私は唇を離した
「跨がれ」
そう言われ私はソファーに座るゼノ様の上にゆっくり腰を落としていった