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イケメン王宮真夜中のSPY

第4章 思惑


「だが俺は…久しぶりに見たおまえを愛おしく思った…最後に一度だけ抱こうとも考えたが…おまえの胸の刻印を見て俺は…おまえとユーリが上手くいってるのならバカな真似はやめようと思い、」

「嫌です!抱いて下さい!」
私はゼノ様の言葉を遮り悲痛に声を張り上げた

「クロエ…俺はこれ以上おまえに踏み込むとユーリの幸せまで壊す事になる…俺は…おまえを幸せに出来ない」

「だったら……私の気持ちはどうなるんですか…私は今でもゼノ様を心から愛してます
私を女にしたのは…ゼノ様です」

「俺も…今もおまえが…」

振り絞るような声だった


ゼノ様は私を横抱きにしバルコニーに通ずる部屋のソファーへ下ろした

「ゼノ様!」

私はゼノ様の首に腕を回しどちらともなく唇を重ね何度も啄ばみ角度を変え捻じ込まれた舌を応えるように絡ませた


ちゅ

ぴちゃっ…


息が苦しい

ぼーっとする
このままゼノ様と二人溶けてしまいたい

唇が離れるとゼノ様が私のブラウスのボタンを外し
私もゼノ様の上着を脱がせベルトに手をかけた

ゼノ様は私のブラを片手で外し胸を揉みしだいた

「あっ…」

胸元に唇を寄せ胸の頂きを舌で押し潰すように舐められる

私はゼノ様の髪をくしゃりと掴みせがんだ

ゼノ様は片手で私の内腿を撫であげスカートのファスナーを下げ、下着を掴み下ろした
私は脚を抜きスカートと下着が床へ落ちてゆく

ゼノ様の素肌を撫で懐かしい日々を思い出す


「はぁ…ゼノ様…もっと、もっと…触れて、下さい」

ゼノ様は耳朶を甘噛みし首筋から胸にかけて味わうように舌を這わせた

私はゼノ様のソレを下着越しに扱くように撫で亀頭を指先で捏ね回した

「…ぅっ」

ゼノ様の低く色気のある声が耳に小さく響き
私は蜜を溢れさせていった


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