第9章 早い帰り

杏「初日はどうだったろうか！やっていけそうなら良いのだが！」

「問題ありません。大変光栄に思っております。」


それを聞くと杏寿郎は太陽のような明るい笑みを浮かべた。


杏「そうか！俺も君のような優秀である人に出会えてとても嬉しく思っている！これからも宜しく頼む！！」


その言葉に菫は身を震わせてからバッと深く頭を下げた。


「こちらこそ宜しくお願い致します。」



それから菫は風呂に入ると杏寿郎に挨拶をしてから充てがわられた部屋へ引っ込み、浴衣に着替えて眠りに就いた。