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【好きなキャラ短編集】MAD HEAD【R18】

第11章 禅院直哉さんに愛されたい①


side.禅院直哉





「直哉くん?いる?」





また名前か。

俺の部屋にそろっと入って来よった。





「今日はどないしたん?」





名前は俺の幼馴染で婚約者。


東京の呪術高専に通っているが、休みの度に帰省して、俺のところへ来る。





「…あのね…」

「うん」

「虫に刺さて痒い所があるの」





そんなんウ〇クール塗ればええやろ。


しかし、もじもじしとる所を見ると。

名前は嘘ついとんねんな。





「どこ刺されたん?」

「えっとね…ここと…ここ」





自分の胸と股を指さす名前。


なんや。

エッチしたいんかい。


随分と可愛ええオネダリの仕方やな。


まあ直接言えへんとこが余計に可愛ええんやけど。





「どれ。治したるから見せてみい」

「直哉さんが見つけて?」





そんなん言われたら、脱がしてやるしかないやん。



上品なブラウスとスカートを丁寧に脱がせて、下着だけの姿にさせる。





「ほんで?どこら辺?下着の中?」

「………うん…」





名前は顔を赤くして頷く。



今すぐめちゃくちゃに抱いてやりたいけど。

俺の可愛い婚約者や。



もう少しこの茶番に付きおうたるよ。


 
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