第7章 両面宿儺に愛されたい
side.宿儺
“ぱちゅんっ、ぱちゅんっ、ぱちゅんっ、ぱちゅんっ”
「んああッ♡もうっ…無理っ…ああッ♡」
「良いぞ。達しろ」
“ぱちゅんっ、ぱちゅんっ、ぱちゅんっ、ぱちゅんっ”
「んあああぁぁッ♡」
「くっ…うっ…ふぅっ」
“びゅーっ、びゅーっ、びゅっ、びゅっ、びゅっ”
名前の子宮に“どぷりっ”と、溜まった精液を吐き出す。
肩で息をする名前を見て高揚する。
「名前。お前は元の場所に帰りたいか?」
「はぁっ…はぁっ…学校っ…あるしっ…帰らなきゃ…」
「ならば俺が『目合ひ』と唱えたら、また俺に抱かれろ。これは縛りだ」
「分かりっ…ました…」
良く分からずに承諾したのだろう。
名前の髪を撫でてやると、眠ってしまった。
「呑気なやつめ」
人間を食するではなく、愛でるのは久しぶりだ。
「早く俺の子を孕め」
その時は呪いの王の妻として、お前を迎えに来てやる。
最後にめぐし名前に口づけをして、領域を解いた。