第1章 白布賢二郎くんに愛されたい
「どう?」
「うん。なんかポカポカして気持ちいいよ。暖かい」
「そっか」
量が足りないのか?
名前は全然動じない。
少しローションを足して、マッサージを続ける。
それにしてもこの項…
ゴクリと固唾を飲む。
俺の手は無意識に名前の乳房に触れていた。
「あッ…やあッ♡あんッ♡賢…ちゃんっ♡」
「何?」
「な…んかっ…いつもと…あんッ♡ちがっ…ああッ♡」
気持ちよさから、くてっと力が抜ける名前。
ナイス!
俺!
「名前、ベッド行くぞ」
コクリと頷く名前を抱き上げて、ベッドまで運んだ。
深い口付けをキスをしながら、お互いに服を脱ぎ出す。
“ちゅっ、くちゅっ、くちゅっ、ちゅっ”
「んんっ…はぁっ…んんっ♡」
いつもなら俺が脱がすのを待ってるくせに、今日は自ら脱いでいる。
舌を絡めると、名前の顔が余計にトロンとなった。
“れろ…れろぉ…ちゅうっ”
「はぁっ…ああっ…んんっ♡」
荒い息をしながら、服を脱いではキスをする。
それを繰り返し、一糸纏わぬ姿になる。