第2章 狗巻棘くんに愛されたい
太ももに愛液が流れた。
“ばちゅっ、ばちゅっ、ばちゅっ、ばちゅっ”
「ああっ♡んああっ♡んあっ♡ああっ♡」
棘くんの顔が見えない。
怖い。
泣いても棘くんはやめてくれない。
“ばちゅっ、ばちゅっ、ばちゅっ、ばちゅっ”
「んんっ♡んあっ♡はぁんっ♡ああっ♡」
腰を掴んでずんずん奥を突いてくる。
押し寄せる快感に、また膣が痙攣し始める。
“ばちゅんっ、ばちゅんっ、ばちゅんっ、ばちゅんっ”
「ああっ♡イクッ♡イクッ♡もうっ…イクぅううっ♡」
「くっ…あっ…」
“どぷんっ、びゅーッ、 びゅーッ、びゅるッ、ごぷっ”
私がイクと、棘くんもつられて達した。
大量の精子を最奥に出される。
中出しするなんて…。
棘くん最低。
息を荒くしながら、棘くんをキッと睨む。
いくら好きでも、これだけは許せない。
そんな私を見て棘くんは笑う。
あり得ない。
何笑ってんの?
「棘くん!酷い!大嫌い!」
『逃けるな』
棘くんに手を拘束されて、深いキスをされる。
「んんっ…はぁっ…はぁっ…」
何でこんなことするの?
棘くんが分からないよ。
苦しさから生理的な涙が流れる。
棘くんは嬉しそうにそれを舐めた。