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【好きなキャラ短編集】MAD HEAD【R18】

第12章 禅院直哉さんに愛されたい②


side.禅院直哉





「ねえ?直哉くん」

「うん?」





ある日。

名前を自分の膝の上に乗せて、読書をしていると。

名前が俺の顔を覗き込んできよった。





「睾丸って何?」

「………はっ?」





名前の口からそんな言葉が出るとは、思っとらんかった。


寧ろ一生聞くことないと思っとった俺は、固まってまう。





「そないな言葉どこで覚えてきよった?」

「えっ?この本」





名前が読んでいる本は、体の仕組みという本だった。



何や。

焦ったわ。





「睾丸はな、名前の好きな精子があるとこやで」

「えっ?」





顔を赤くして、しまった顔をする名前。



可愛ええ。





「俺の睾丸、見てみるか?」

「えっ?」

「舐めてくれてもええんやで?」





意地悪く問うと、名前はコクリと頷く。



ほんま可愛ええなぁ。



俺は袴を脱いで、椅子に腰掛ける。

そんで名前の顔の前で、“ぶるんッ♡”と反り勃ったチンポを取り出した。





「先ずはチンポに挨拶やで」





名前は言われた通り、俺のチンポの先を“ちゅッ♡”とキスをする。


 
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