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万華鏡の姫君1章 〜特級呪術師&最強柱〜【鬼滅】【呪術】

第6章 6章 砕けた硝子の意味



他人のために心を痛めてしまう絢蘭は、例え相手が悪口や嫌がらせをしてきた相手だと知っても、化物に被害にあったと聞いたとき悲しそうな、悔しそうな表情していた。

本当に強い子だと思う。

だから鬼殺隊に入れば、絢蘭力がより発揮されるはず。

本人が入隊を望めば僕も入り、人々を守るのと同時に絢蘭の心を守る。

決して心を壊ささせないように…。

そんな事を思い絢蘭を見ると決意に満ちた眼が耀き満ちていた。

入りたいんだろうな。

後はどう兄さんを説得するかだ。

#NAME#の性格や気持ちは分かってるはずだから大丈夫だと思うけど…。


あ「また皆様方の生活につきましては、産屋敷家責任を持って支援させていただきます。良い返答を戴いたあかつきには、住居を産屋敷に移させていただきます。衣食住全てこちらで用意させていただきます。勿論金銭の心配はございません。今お仕事に割いている時間を鍛練の時間にしていただき、優秀な隊士のもと鍛練に励んでいただきたい所存です。私どもからの御相談とそれにつきましての説明は以上になります。何かご不明な点はございますでしょうか?」


僕達の生活を支援してくれるなんて嬉しい。

僕と兄さんで杣人の仕事引き継いでるけど、明日のを生きるためのご飯代を稼ぐのでいっぱいっぱいだ。

鍛練に耐えられる自信はないけど、今の生活を続けなくていいし、しかも人の役に立てる。

それに強くなれればもっと絢蘭を守ることが出来る。

良いこと尽くめだ!

無「本当ですか!?」

あ「左様でございます。皆様が、鬼殺の剣士になるためできる限りの支援をお約束致します。返答は急ぎませんので、前向きなご返答をお待ちしております。」

無「ありがとうございます!兄と相談して出来るだけ早くお返事します!」

『ありがとうございます!』

あ「こちらこそ長らくこちらの話を聴いてくださりありがとうございました。あまり長く居座るのもご迷惑ですので私はここで失礼致します。二日間に渡り私共のためにお時間を割いて頂きまして誠にありがとうございました。どうか皆様お体にお気をつけください。」


あまねさんは最後まで優しい人だった。

さて兄さんに話さないと!













この時はまさかあんなことに為ることを知らず兄さんの下へ向かった。
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