万華鏡の姫君1章 〜特級呪術師&最強柱〜【鬼滅】【呪術】
第6章 6章 砕けた硝子の意味
あ「人一倍他者への思いやる心が強い絢蘭様、そしてそんな絢蘭様の心支えていらっしゃる有一郎様と無一郎様。貴方様方は誰かのために守り、支え、時に戦うことが既に出来ております。決して簡単な事ではございますせん。そんなお優しく、正義感に溢れる貴方様方が鬼殺隊員になってくだされば、鬼に苦しむ方々も減り、産屋敷家の悲願でございます鬼舞
辻打倒が現実に近づきます。」
無「…。」
『…。』
当主の方は僕達のそんな未来までわかる凄い人なんだ!
絢蘭とはちょっと違うけど不思議な力があるんだろうな。
その人が言ってることが本当なら力になりたい。
最近村の外れで、夜化物(多分鬼だろう)に襲われた人がいるって話を聞いた。
今まで散々絢蘭の事を悪く言ってた連中だし、特に気にしてはいなかった。
それに化物は僕らの家から離れた所に何故かよく出没してるみたいだ。
僕達の家の回りでは、一切化物が姿を見せたことがないから多分絢蘭の力が関係しているんだろうけど…。
本人も何も言わないから、きっと自覚はないんだろうな。
自覚なくても僕達を守ってくれている。
ただ…