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万華鏡の姫君1章 〜特級呪術師&最強柱〜【鬼滅】【呪術】

第6章 6章 砕けた硝子の意味



あ「左様でございますか。本日また、絢蘭様の笑顔が伺えたこと嬉しく思います。またカズト様についてお知りになりたい事、ご相談など些細なことでも構いませんのでお手紙をお送り下さい。微力で御座いますがお力添え出来ればと思っております。」

『ありがとうございます。その時はよろしくお願いします。』

無「それで、僕達に相談?でしたっけ。前いらした時いってた思うんですが、僕達でいいなら是非聞かせてください。」


お願いともいってたような気がするけど…。


あ「有難う御座います。早速本題に入らせて戴きます。先日お邪魔させて戴いた際に、御三方が我が夫、産屋敷耀哉が元当主を勤めます鬼殺隊の"始まりの剣士"の御子孫に当たると言う話を覚えていらっしゃいますでしょうか?」

無「はい」

『はい』

あ「改めて簡単で御座いますが説明させていただきます。"始まりの剣士"とは鬼の始祖鬼舞辻無惨を滅ぼすため、更に鬼舞辻が己の欲求を解決するために増やした鬼どもを滅するため、命を張りながら剣を振り続けた鬼殺隊の始まり、そして要となった剣士で御座います。」

あ「また"始まりの剣士"が呼吸を生み出しその"始まり呼吸"から他の剣士に伝わった五つの呼吸を"基本の呼吸"と呼ばれています。」

無「始まりの呼吸は今は使われていないんでしたよね?凄い呼吸なのに何故ですか。」

あ「左様でございます。始まりの剣士は、他の剣士に比べ異次元の強さを持っていたと聴いております。そのためその剣士が使う呼吸を取得するには非常に難しくて困難でしたようで。」

無「な、なるほど。」

あ「そこでご相談がございます。是非とも有一郎様、無一郎様、絢蘭様に鬼殺隊に入隊していただき鬼殺の剣士として我々と共に人々食らう鬼を滅して戴きたくご相談に参りました。」

『えっ!?』

無「いくら始まりの剣士の子孫だっていっても僕達には無理です!普段は杣人の仕事してるんです。鬼を滅するとか…」


まさか、絢蘭だけじゃなく僕達も勧誘されるとは…。

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