万華鏡の姫君1章 〜特級呪術師&最強柱〜【鬼滅】【呪術】
第6章 6章 砕けた硝子の意味
絢蘭サイド。
鬼殺隊という鬼を退治してくれる人達がいるらしい。
私が送ったり追い払ったりしている化け物とは違うみたい。
その鬼殺隊の偉い人の奥さんが昨日突然訪ねてきた。
凄い綺麗な人で緊張したよ。
それにお話も難しくて半分ぐらいしか理解できていないと思う。
分かったの私とお兄ちゃん達が鬼殺隊の始まりと呼ばれる"始まりの剣士"の子孫と言う事
まさか過ぎてびっくりしたけど、それ以上に
私が一千年前にいた"万華鏡の姫君"という凄い力を持つ人の生まれ変わりと言うこと。
そして捨て子じゃなく、本当のお母さんが殺されるはずだった私を命がけで守ってくれたこと。
何で、私やその前に殺されちゃった同じ眼をモツ女の子がそんな目に遭わなくちゃ行けないのか疑問だけど…。
それより、私が捨て子じゃなかったと言うことが一番の衝撃だった。
でもお母さんは私を隠し、戻ってくる間に事故にあって死んでしまったみたい。
もちろん時透のお母さんのことは大好きだし感謝しきれないよ。
だけど、
一回でいいから会ってみたかったな…
本当のお母さんに。
昨日からそればかりか考えてしまうし、気持ちが落ち着かない。
それに自信もなくなってくる。
『はぁー。』
無「大丈夫?」
『んー。まだあんまり大丈夫じゃないかも。心配掛けてごめんね。』
思わず苦笑いをむいに向ける。
無「大丈夫な分けないよな。始まりの剣士の子孫だ、凄い人の生まれ変わりだ他にも色々急に聞かされて。僕だってまだ頭ん中整理出来てないもん。それに捨て子じゃなかったことが判明したと思ったら、絢蘭の本当のお母さん涼子さんはもう…」
そう。
どんなに願ったって叶わないところに逝ってしまったし。
私は産まれた意味がある?
『私ってなんのために産まれたの?』
無「えっ!?」
『私の御先祖様は御先祖様と同じ眼を持つ女の子に危険を感じてたから、力がないとしても何らかの危険及ぶから殺しちゃったと思う。御先祖様の命と控えに何かを封印しんでしょ。もの凄い人だったのに命を掛けなきゃいけなかったってことはもう凄く邪悪な何かだと思う。それに子供達を殺したのも多分封印に関係があって、万が一封印が解けたら多分とんでもないことが起こると予知していたんだと思う。』