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万華鏡の姫君1章 〜特級呪術師&最強柱〜【鬼滅】【呪術】

第6章 6章 砕けた硝子の意味



僕達が始まりの剣士の子孫!?

本当の事なんだろうけど頭の中が大混乱!!

しかも絢蘭の先祖はもっと凄い人で、本当の名字は狗巻ってこと?


『本当ですか?だって私は捨て子でたまたまお父さんに拾ってもらって…』


絢蘭はやっぱり動揺している。


あ「驚かしてしまったことをお詫び致します。ですが、全て本当の事でございます。一番の証明になるものは髪色と何より硝子のように澄んでおり美しい輝きを放つ瞳でございます。」

『瞳ですか?』

あ「左様でございます。狗巻凛様も絢蘭様同様に黄金色の様に輝く髪に硝子のように澄んだ輝く瞳を御持ちになっていました。強さと慈悲の心、その美しい瞳から"万華鏡の姫君"と呼ばれていたそうです。また人々を治す力や未来を予知するなど、様々な不思議な力があったと明記されております。産屋敷家の当主に着いた者すべてに未来を予知する力があります。絢蘭様にも不思議な力あると当主が申しておりました。そして狗巻家には凜様以降二百年に一度女児にのみ同じような瞳を持つものが生まれるようです。ただこれまでは輝きがなく、不思議な力を持たない子ばかりだった様です。それが、一千年の時が達、凜様と酷似した絢蘭様が誕生されました。当主が申しておりました。"万華鏡の姫君"の生まれ変わりだと。」

『確かに私にも、怪我を治したり、夢で未来が分かったり、不気味な化け物を追いやる力があります。でも何で捨てられたんですか?』


確かにそうだ。

こんなに凄い力があって、しかも凄い人の生まれ変わりとも言われる絢蘭が捨てられる理由がないはず。

疑問に思いあまねさんを見ると悲しそうな表情をしていた。


あ「これからお伝えする事は、あまりにも残酷な内容も含まれておりますが、よろしいでしょうか?」

『はい。お願いします。』


よっぽど自分の過去について知りたいようだ。

いつになく真剣な表情をしている。

悲しい内容なら、僕は聞かなくていいと思うけど、本人の問題だ。

僕はいつでも支えられるように、少し絢蘭に近寄り黙って聞くことにした。

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