万華鏡の姫君1章 〜特級呪術師&最強柱〜【鬼滅】【呪術】
第6章 6章 砕けた硝子の意味
あ「作用でございましたか。やはり身に付けておられたようですね。失礼いたしました。」
絢蘭も凄い驚いてる。
そうだよな。
普通は凄く鍛錬しないと身に付かないらしいものがすでに身に付いてるんだもんな。
あ「隊士の皆様方が使用する呼吸にも種類がございます。水・雷・岩・炎・風の五つが基本の呼吸と呼ばれ、ここから何らかの形で派生したものも現在あり、これからも増える可能性があります。隊士一人一人にあった呼吸を使用し、基本的には型と呼ばれる技を用いて剣で鬼を滅していただいております。」
無「…はい。」
『ん゛ー。』
段々と話が難しくなってきて返事しかできない。
何でこんな話をするんだろう?
まさか絢蘭勧誘じゃないよね。
あ「また今から一千年前と役四百年前に呼吸を産み出した方々が3名いっらしゃいました。その方々を私どもは始まりの剣士と呼び、また始まりの剣士が使用していた呼吸を始まりの呼吸と呼んでいます。始まりの剣士が、他の剣士に同じ呼吸を教えようとしましたが、うまく行かずたどり着いたのが、先程申しました基本の呼吸になります。そのため始まりの剣士や始まりの呼吸を知っている隊士はほんとんど存じません。」
あ「これからお話させていただくことに驚かれるかと思いますがどうかお聴きくださいませ。」
僕達達が驚くって言われてもすでに驚いてるしな。
それ以上に驚くことってなんだ?
無「分かりました。」
『はい』
あ「ありがとうございます。先ほど始まりの剣士は3人存命していたと申し上げました。誠に失礼ながら調べさせて戴いた所、有一郎様、無一郎様、そして絢蘭様は始まりの剣士の子孫でございます。」
無「!!」
『!!で、でも私は兄達と血が繋がってませんが…。』
あ「はい。大変失礼ながら出生など詳しく調べさせていた戴いた事を御許しください。まず有一様と無一郎様と同じように、四百年前の始まりの剣士も双子だったと明記されております。そのどちらかの子孫に当たります。絢蘭様は一千年前に存命でした、狗巻凛様の生まれ変わりに当たります。狗巻様は鬼殺隊の始めとも伝えられた、大変に強くまた心がきれいで慈愛に溢れた方と明記されていました。」