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万華鏡の姫君1章 〜特級呪術師&最強柱〜【鬼滅】【呪術】

第18章 日輪刀と二人の力・・・そして初任務へ


『はい!そのせいで男の人が少なくなってきたころに、村のあちこちで女の人も子どももひがいにあってるみたいだよ。たぶんじんじゃのオニより弱いオニ達がそこをねらって、村にたくさんあらわれたんだと思う。だって村にあきらかに男の人が少ないし、若い女の人も少なめだった。』

天「その通りだ。いい方は悪いが、他の雑魚どもにはこの村は格好の餌場になっちまっている。鬼共は基本群れない。だから一度にこんなに鬼が出る事が珍しい。で実際調べてみれば子いういう事だったって訳だ。聞き込みの重要性が良く分かっただろ。何事も事前調査が大切って事だ。大体の村の状態がわかったら次に作戦だ。今回は絢蘭の稀血の効果だっけか。それを確かめるためにも、日が暮れたら軽く村を一周して人気のない場所に移動。一旦お前らはそこについたら動かず待機だ。俺と胡蝶は鬼共に気取られない位置に隠れてお前らの様子を見てるから。絢蘭が血を流さなくても稀血の匂いがするってのが本当だったら向こうからやってくるだろ。誘い出すためにも村に危険が出ない程度に鬼にわざと知らせてやるって訳だ。実際集まってきたら胡蝶が目視できる位置まで近づく。それを合図に絢蘭は指先を切れ。切れっつっても、最終選別の時よりきるんじゃねぇぞ。実際どれくらいの傷かは知らねぇけど、指に針を刺した程度でいい。ほんの僅かでどの程度影響あるかを確認する必要があるからな。その後は胡蝶の判断で臨機応変で動く。そして雑魚どもを片づけたら本命の神社に向かう。ここでは俺らは何も口出ししねぇ。本当に危ねぇと思った時しか動かねぇからいないものだと考えろ。ちゃんと気づかれねぇ所でお前らの実力を測らせてもらう。それと絢蘭は絶対に血を使うな。もちろんかすり傷一つ作るなよ。これは無一郎もだ。怪我せずに派手に片づけちまえ。まぁ作戦はこんな感じだ。質問は?」

し「絢蘭ちゃんを囮にするなんて、本来はしたくないのですが今回ばかりは仕方がありません。いくら稀血の効果実証とは言え、どんな小さな傷でも作って欲しくないんです。ですから本当に切り過ぎないように気を付けて下さい。それ以外の傷を作る事は許しませんよ。もちろん無一郎君もです。まぁ貴女達の実力なら油断しない限り大丈夫だと思いますが。油断禁物です。初めての実戦ですので程よい緊張感を持って挑んで下さいね。」

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